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リモート管理機能を備えたサーバー管理者向けコマンドラインツール

fmcsadminは、当初FileMaker Cloud for AWSでfmsadminコマンドを使用できない問題を解決するために開発された管理ツールです。バージョン18以降のClaris FileMaker Serverを管理することも可能で、標準のfmsadminコマンドにはない機能として、リモート管理機能も備えています(リモート管理機能を利用するにはサーバー側でSSLサーバー証明書が適切にインストールされている必要があります)。

バージョン1.3.0では、Appleシリコン搭載Mac、UbuntuおよびClaris FileMaker Server 19.3.2に対応し、データベースファイルを削除するREMOVEコマンドが新たに追加されました。また、Claris FileMaker Data APIでオブジェクトデータを要求する際に利用するストリーミングURLのセキュリティ設定を確認および変更できるようになっています。

オープンソースソフトウェア

fmcsadminは、オープンソースソフトウェアであり、無料でご利用いただくことが可能です。Go言語で記述されており、ライセンスはMITライセンスです。コマンドラインインターフェース(CLI)でClaris FileMaker Admin APIを操作し、Claris FileMaker Serverに付属するfmsadminコマンドと同様の使い勝手を実現します。

マルチプラットフォームに対応

マルチプラットフォームに対応しているfmcsadminは、LinuxだけでなくmacOSやWindowsでもご利用いただけます。Claris FileMaker Server for LinuxやClaris FileMaker Cloud for AWS上で利用できるLinux版を用意しているほか、macOSやWindows上でClaris FileMaker Server 19、Claris FileMaker Server 18およびClaris FileMaker Cloud for AWS 1.18をリモートで管理することもできます。

fmcsadmin 1.3.0のダウンロード

Claris FileMaker Server 18以降およびClaris FileMaker Cloud for AWS 1.18で利用可能なClaris FileMaker Admin APIに対応しているfmcsadmin 1.3.0を配布しています。FileMaker Server 17以前およびFileMaker Cloud for AWS 1.17以前ではご利用いただくことはできません。

ヘルプ

利用可能なコマンドおよびオプションの一覧とその使用方法について記載されたヘルプページを表示するには、コマンドラインインターフェースでhelpコマンドを使用します。コマンドラインインターフェースは、コマンドプロンプトやPowerShell (Windows) 、ターミナルアプリケーション (macOS) で使用できます。
fmcsadmin help

使用例

ホストしているファイルの一覧を表示する場合

fmcsadmin list files

リモートでデータベースファイルを開く場合

fmcsadmin --fqdn fms.example.jp open FMServer_Sample

利用可能なコマンド一覧

コマンド名 説明
certificate SSLサーバー証明書発行手続きに必要となるCSRファイルの作成、SSLサーバー証明書のインポートおよびSSLサーバー証明書の削除処理を実行する(Claris FileMaker Server 19.2.1以降)
close データベースファイルを閉じる
delete スケジュールを削除する
disable スケジュールを無効にする
disconnect クライアントの接続を切る
enable スケジュールを有効にする
help ヘルプページを表示する
list 接続クライアントやデータベースファイル、スケジュール、プラグインの一覧を表示する (プラグインの一覧表示にはClaris FileMaker Server 19.2.1以降が必要)
open データベースファイルを開く
pause 一時的にデータベースファイルへの接続を停止する
remove データベースファイルを取り除く(Claris FileMaker Server 19.3.1以降)
resume 一時停止していたデータベースファイルへの接続を再開する
run スケジュールを実行する
send メッセージを送信する
status 接続クライアントやデータベースファイルの状況を表示する
start データベースサーバーを起動する(Claris FileMaker Server 18以降)
restart データベースサーバーを再起動する(Claris FileMaker Server 18以降)
stop データベースサーバーを停止する(Claris FileMaker Server 18以降)
get サーバーおよびカスタムWeb公開の設定を取得・表示する(Claris FileMaker Server 18以降)
set サーバーおよびカスタムWeb公開の設定を変更する(Claris FileMaker Server 18以降)

fmcsadmin 1.3.0のダウンロード

Claris FileMaker Server 18以降およびClaris FileMaker Cloud for AWS 1.18で利用可能なClaris FileMaker Admin APIに対応しているfmcsadmin 1.3.0を配布しています。FileMaker Server 17以前およびFileMaker Cloud for AWS 1.17以前ではご利用いただくことはできません。