サービス一般編
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申し込み手続きを開始してからサービス利用開始までにどれくらいかかりますか?
通常2週間程度でサーバーをご利用いただくことができます。利用申込書が弊社に到着し、初回料金のご入金確認後、約1週間でサーバーを準備いたします。特にお急ぎの場合はご相談ください。
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FileMaker 17 プラットフォームに対応したホスティングプランは?
「FMPress17」がFileMaker 17 プラットフォームに対応したサービスになっております。
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FMPress17でFileMaker Pro 16 AdvancedやFileMaker Pro 15は使えますか?
FileMaker Pro 16、FileMaker Pro 15とFileMaker Pro 17 Advancedのファイル形式は同じであり、FMPress17のFileMaker Serverでホストされているデータベースにバージョン16および15のFileMaker ProやFileMaker Goから接続して使用することは可能です。ただし、ご使用になるバージョンより新しいバージョンで追加された機能については利用を推奨しておりません。
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FMPress17でFileMaker Pro 14、FileMaker Pro 13およびFileMaker Pro 12は使えますか?
仕様上の制限により、FileMaker Pro、FileMaker Pro AdvancedおよびFileMaker Goのバージョン14以前を使用してFMPress17のサーバーに接続して利用することはできません。
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FileMaker 16 プラットフォームに対応したホスティングプランの申し込みはできますか?
FileMaker 16 プラットフォームに対応したホスティングプランである「FMPress16」のお申し込みは可能です。旧バージョンをご利用の場合には弊社までご相談ください。
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商用利用に関しての制限はありません。しかし、サービスの規約にて、公序良俗に反する内容のものは商用であるかを問わず、禁止させていただいております。例えば、アダルトサイトは禁止であり、アダルトサイトに含まれないと考えられるアダルトグッズの販売や風俗店舗の紹介サイト等についてもご遠慮いただいております。禁止の判断につきましては、弊社にて行います。そのような事例が発見された場合、通知の上、改善されなければ当該サーバーを停止することがあります。
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弊社として一切の責任を負うことは出来ませんが、お客さまの責任下でご利用いただくことが可能です。自社でお申し込みいただき、その中のディレクトリーを再販していただくことは可能であり、追加料金も発生しませんが、その再販に起因するトラブル等について、弊社は関知いたしません。また、再販先につきましても利用規約は適用されます。
FileMaker Server 15以降ではソフトウェア・ライセンスが一部変更されており、顧客ごとに少なくとも1つのFileMaker Server ソフトウェア・ライセンスを取得する必要がある旨の記述が追加されています。お申し込み前に、FileMaker Server ソフトウェア・ライセンスの内容を事前にご確認くださいますようお願いいたします。
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年間でかかる金額は、下記となります。
月額利用料金 29,800円×12ヶ月=357,600円 合計(年間) 357,600円(税別) 有料オプションの追加や、プランの変更をされた場合は、上記の限りではありません。初期セットアップ料金は無料ですが、FileMakerソフトウェアはお客さま保有のライセンスを利用します。そのため、初期導入時に本サービスのサーバー上で稼働させるFileMaker製品のライセンスが必要です。
オプション料金等につきましては、料金・手数料一覧のページをご覧ください。
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最低契約期間は、「課金対象月について3カ月」です。ご契約当月は課金の対象とはさせていただいておらず、翌月1日からが課金対象月となります。例えば8月1日に契約開始(サービス提供の開始)となった場合、9月1日からが課金対象のため、最低契約期間は11月末日までとなります。課金対象3カ月未満でご解約の場合には、これに満たない月数分の料金をご解約時にご請求させていただきます。
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恐れ入りますが、印刷物による資料はご用意しておりません。本サイトに、最新の情報がございますので、必要に応じて印刷してご利用いただければと思います。
ドメイン名編
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弊社はJPRS(株式会社日本レジストリサービス)の汎用JPドメイン名、および属性型・地域型JPドメイン名の指定事業者です。.jpの汎用JPドメイン名、.co.jpや.ne.jpなどの属性型ドメイン名、および地域型ドメイン名の新規取得は、弊社にて代行申請いたします。
日本の各種ドメイン名の登録状況は、日本レジストリサービスの検索サイトで調べることができます。ドメイン名に使いたい文字列を英数字で入力し、検索を行います。「登録できます」と表示されたドメイン名は、新規登録が可能です。
なお、.comや.netなどの日本以外のドメイン名については、お客さまに取得をお願いしております。取得可能性については、ご利用のドメイン名登録業者のサイトでお調べください。
詳しくは、各プランに付帯するドメインサービスのご案内をご覧ください。
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概要として、下記の手順となります。
1. 弊社サービスの契約
弊社サービスにお申し込みいただき、必要なファイルをコピーするなどのセットアップを完了させる。
2. DNS情報の設定変更
ドメイン名を取得した登録業者(レジストラ)で、DNSサーバーの登録変更を行う。
- 利用したいドメイン名の種類によって手続きが変わります。「ドメインサービス」のページもご参照ください。
3. 旧サーバーの解約
ドメイン情報が変更され、弊社サーバーで正常にドメイン名の利用が可能になったことを確認し、従来のレンタルサーバー業者に解約の旨を連絡する
弊社サービスと現在のレンタルサーバーの両方にデータがある移行期間を設けるようにしてください。ドメイン名の種類にもよりますが、一般的には1カ月程度あったほうがよいでしょう。
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独自ドメイン名でGmailを使いたいのですがMXレコードの変更に対応していますか?
はい、対応しています。弊社DNSサーバーでドメイン名を運用している場合は、MXレコードを変更して独自ドメイン名でGmailをご利用いただくことができるよう設定いたします。
Web/サーバー編
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弊社サービスでは管理用に1データベースファイルを使わせていただくため、最大124個までのFileMakerデータベースファイルをホストできます。
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FMPress17とFMPress16ではオプションのSSLサービスをご利用の場合のみ、ご利用いただけます。初期状態ではFileMaker WebDirectは無効になっていますので、ご利用を希望される場合にはお申し付けください。
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FileMaker API for PHPは利用できますか?
はい、ご利用いただけます。純正のFileMaker API for PHPに限らず、国内でも利用者の多いFX.phpやINTER-Mediatorを使用して、FileMakerデータベースと連動したWebアプリケーションの構築および運用が可能です。
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NHN テコラス株式会社が提供する広域ギガビットイーサネット網に、光ファイバー(帯域は最大100Mbps共有)で接続されています。サーバーにはIPv4アドレスが1個付与されています。IPv6には未対応です。
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すべてのお客さまにサーバーおよびネットワーク資源の利用環境を平等に提供するために、利用可能なデータ転送量および帯域幅を制限させていただくことがあります。FMPressでは、利用者ごとの月間データ転送量の上限は100GBとさせていただいています。
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FMPressではApache HTTP ServerをWebサーバーとして利用しています。このApacheのアクセスログは、お客さまが自由にダウンロードしていただけるほか、アクセスログを自動的に解析し、HTML形式のレポートに出力するアクセスログ解析サービスをご用意しております。
アクセスログ解析サービスでは、24時間毎に更新されるレポートが1カ月単位でまとめられ、Webブラウザー上でご覧いただくことができます。
なお、生のアクセスログも最新2年分が圧縮保存されますので、ご自分でログの内容を確認することも可能です。
アクセスログには下記の情報が保存されています。
- アクセス元のIPアドレス
- アクセス元のユーザー名(Basic認証のユーザー名)
- アクセス日時
- HTTPメソッド
- 要求されたURI
- HTTPのバージョン
- HTTPステータスコード
- データ転送サイズ
- Referer
- Webブラウザー名
セキュリティ編
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FileMakerのデータベースファイルを保護する主要な方法は、FileMaker Proでアカウントとアクセス権を定義することです。FileMakerが備える機能を理解した上で、すべてのデータベースファイルの各アカウントに適切なアクセス権セットおよびパスワードを必ず設定するようにお願いいたします。
ファイルメーカー株式会社が「FileMaker 17 セキュリティガイド」というドキュメントを公開しています。こちらのドキュメントも併せてご覧いただくことをおすすめいたします。
なお、FileMaker Pro Advancedで利用できる機能を用いることで、データベースファイルを暗号化して保護できるようになっています。FileMaker Pro Advancedによるデータ暗号化機能のご利用もご検討ください。
- FileMaker 17 セキュリティガイド(ファイルメーカー株式会社)
- FileMaker 16 セキュリティガイド(ファイルメーカー株式会社)
- FileMaker 15 セキュリティガイド(ファイルメーカー株式会社)
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FileMakerのネットワーク共有機能を利用した通信は暗号化されるのでしょうか?
はい、FMPress17とFMPress16ではFileMaker Pro Advanced(もしくはFileMaker Go)とFileMaker Server間の通信は暗号化されます。オプションのSSLサービスをお申し込みいただく必要はございません。
FMPress15以前では、オプションのSSLサービスをご利用いただいていない場合にはFileMaker Pro(もしくはFileMaker Go)とFileMaker Server間の通信は暗号化されません。オプションのSSLサービスをご利用いただき、FileMaker Server用のSSLサーバー証明書をご取得いただく必要があります。
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個人情報や機密事項などを含む重要なデータを扱う場合には、WebサイトをSSLに対応させて、(HTTPではなく)HTTPSで通信することでデータの盗聴や改ざんを防ぐことができます。
FileMaker WebDirectやFMPress Publisher、カスタムWeb公開機能を利用している場合、FileMaker Proの代わりにWebブラウザーをクライアントとして使用することができますが、オプションのSSLサービスをご利用いただいていない場合にはWebブラウザーとWebサーバー間の通信は暗号化されません。オプションのSSLサービスをご利用いただき、FileMaker Server用のSSLサーバー証明書をご取得いただく必要があります。
ただし、FMPress13以降ではSSLサービスをご利用いただいていない場合でもFileMaker Server Admin Consoleへの通信については標準で暗号化されるようにWebサーバー側で設定を行っています。
なお、暗号化通信に必要になるSSLサーバー証明書は、Webサイト自体の安全性を保証するものではありませんのでご注意ください。SSLの利用とは別に、Webサイト自体を安全に作るよう心がける必要があります。
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Webサイトを安全に作り運用するための注意点は数多くあり、安全にWebサイトを作らなければ、安全に運用することはきわめて難しいものです。開発者や管理者が最低限知っておかなければならないことは多岐に渡りますが、弊社としてはまず始めに下記の文書をご覧いただくことをおすすめいたします。
- 安全なウェブサイトの作り方(独立行政法人情報処理推進機構)
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FMPress12以降で、iPhoneおよびiPadで使えるFileMaker Goを使用して外出先からサーバー上のデータベースに接続するための用途として、L2TP over IPSecを使用するリモートアクセスVPNサービス(同時接続上限数はFMPress17とFMPress16では15、FMPress15以前では5)をご利用いただけます。
ただし、初期状態ではVPNサービスは無効になっていますので、ご利用を希望される場合にはお申し付けください。
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セキュリティ対策をはじめとする各種のアップデートや日々の運用管理がサービスに含まれている「マネージド専用サーバー」であるため、サーバーにあらかじめ用意されているソフトウェアについては弊社でアップデートを代行いたします。
FileMaker ServerやPHP、Apache HTTP Server、OpenSSL、OpenSSHといったサーバー上で動作しているソフトウェアについては事前にアップデートに関する告知を行い、弊社側でサーバーソフトウェアのアップデートを実施します。アップデート後にその都度お客様にてアプリケーションの動作確認を行っていただく必要がございますので、ご協力をお願いいたします。
オペレーティングシステムのアップデートについては、お客様からお申し出をいただいた場合に、日時を調整のうえ弊社でアップデートを実行いたします。
なお、お客様にてインストール・導入されたソフトウェアにつきましては弊社ではサポートいたしませんので、お客様ご自身で更新およびメンテナンスを行っていただきますようお願いいたします。
操作/運用編
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暗号化通信が可能なSFTPクライアントソフトを利用して、ファイル転送を行っていただくことができます。SFTPクライアントソフトの代表的なソフトは下記のものが挙げられます。
- Cyberduck (Windows, macOS)
FMPress13以降では、FileMaker Proで利用できるアップロード機能を用いて、データベースファイルの転送を行っていただくこともできます。
詳しい操作方法については、ご契約後にお知らせします、お客さま専用ページにてご案内しております。なお、ファイル名に日本語が含まれる場合、ファイルをサーバーに転送できない場合があります。その場合にはファイル名は半角英数字で構成されるようにご変更いただく必要があります。
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FileMakerネットワーク共有機能で使用するポート番号は何番ですか?
TCPポート5003番を使用します。ファイアーウォールの設定で通信の制限をしている場合には、5003番ポートを空けていただく必要があります。
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FileMaker Server Admin Consoleで使用するポート番号は何番ですか?
FileMaker Serverの標準管理ツールであるFileMaker Server Admin Consoleは、TCPポート16000番を使用します。ファイアーウォールの設定で通信の制限をしている場合には、16000番ポートを空けていただく必要があります。
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リモートアクセスVPN(L2TP over IPSec)で使用するポート番号は何番ですか?
UDP500番、UDP1701番およびUDP4500番のポートと、およびIPプロトコル番号50番を使用します。ファイアーウォールの設定で通信の制限をしている場合には、これらのポートを空けていただく必要がございます。
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PHPやCGIなど開発に関わる技術サポートは受けられますか?
PHPやCGIなど開発に関わる技術サポートはいたしませんので、あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。
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Webサーバーで任意のディレクトリにパスワードを設定できますか?
はい、パスワードを設定していただくことができます。ただし、CGIスクリプトファイルを保存する「cgi-bin」フォルダは対象外です。
フロントサーバーとしてApache HTTP Serverが動作しており、Apacheの機能でパスワード(Basic認証)を設定できます。これは「会員制ページ作成機能」として、お客さま専用ページより簡単に行っていただけます。
なお、上記機能はFileMakerデータベースと連動して動作するものではないため、FileMakerデータベースにパスワードを設定する場合には、FileMaker自体が持つ機能を利用してパスワードを設定していただくことになります。
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FileMaker Serverのスケジュール機能および自動バックアップ機能を利用してバックアップされたデータベースファイルを、SFTPクライアントを使用して取得していただくことができます。
上記のバックアップは動作中のデータベースサーバーと同一ディスク内に保存されており、毎日実行されるバックアップについては毎日午前0時(FMPress16以前では毎日午前3時)にバックアップが実行され、7日分保管されるように標準で設定されています。
FMPress12以降では、上記のバックアップ以外に、天災や災害などの不測の事態に備えて、1日1回データベースを外部施設のサーバーにバックアップする、外部バックアップサービスを用意しています。外部バックアップサービスは初期状態では無効になっていますので、ご利用を希望される場合にはお申し付けください。
データベースに蓄積されたデータにつきましては、定期的にお客様がご自身でお手元にコピーすることをお薦めいたします。