FileMaker Go 12 で追加された関数 – モバイル関数

取得した緯度と経度をGoogleMapを利用してFileMaker GoのWebビューアに表示した例

取得した緯度と経度をGoogleMapを利用してFileMaker GoのWebビューアに表示した例

FileMaker 12では新たにモバイル関数として2つの関数が追加され、FileMaker Goを実行しているモバイルデバイスの位置情報を取得できるようになりました。

Location(精度 {; タイムアウト})

現在の位置情報から緯度と経度を取得してキャッシュします。位置情報はGPS、携帯ネットワーク、またはWiFiから入手します。取得した位置情報を元にWebビューアに現在位置を表示することも可能です。なお、FileMaker Proで実行した場合は空の文字列が返されます。

引数

  • 精度:数値でメートルで指定します。
  • タイムアウト(オプション):タイムアウトまでの時間を秒で指定します。デフォルト値は60秒です。

戻り値(テキスト)

  • 緯度
  • 経度

使用例

使用例:Location ( 300 ; 10 )

戻り値:+35.702109, +139.619022

上記例では10秒以内に300mの精度で緯度と経度を取得します。無駄なバッテリーの消費を避けるには精度の数値を大きくして、タイムアウトの設定値は小さく設定すると良いようです。

LocationValues(精度 {; タイムアウト})

Location()関数と同様にデバイスの位置を返してキャッシュします。戻り値は緯度、経度、高度などが改行区切りで返されます。

引数

Location()関数と同様

戻り値(テキスト、各値は改行区切りで返されます)

  • 緯度
  • 経度
  • 高度
  • 水平精度 (+/- メートル精度)
  • 垂直精度 (+/- メートル精度)
  • 経過分数 (0.2 は0.2分または12秒前)

使用例と戻り値

使用例:Location ( 300 ; 10 )

戻り値:35.702006
139.618968
50.696323
65
10
0.799981

Location()関数の戻り値の取り扱いには注意が必要

環境によってはLocation()関数の戻り値が3つ(緯度、経度と水平精度でしょうか?)の場合も確認されました。Location()関数で取得した戻り値の取り扱いには注意が必要だと思われます。(下記スクリーンショットの環境は、iOS バージョン6.0(10A403), FileMaker Go 12 for iPhone バージョンGo 12.0.5です。)

環境によってはLocation()関数で戻り値が3つの場合も確認された

環境によってはLocation()関数で戻り値が3つの場合も確認された